2025年1月3日金曜日

アコースティック・ギター用 プリアンプ

アコースティック・ギターを使ってライブをする場合、マイクを使って直接音を拾う昔ながらの方法もありますが、PA側でのコントロールのしやすさや、ハウリングの起こりにくさ等から、最近では、ギター用のピックアップを使ってラインで拾うことが多いと思います。
わたしたち風環鈴では、ギター本来の音をなるべく損ねないことと、電池切れ等のトラブルに対応しやすくすることから、tamiumeも、コンタクト・タイプのピエゾ・ピックアップを使っています。

この種のピックアップは、ブリッジの中に埋め込むアンダー・サドル・タイプのものに比べて、特有のクセが出にくいかわりに、高音域が強めに出てしまい、シャリシャリとした音になりやすいようです。
初めの頃は、PA側で高音域を絞ってもらっていましたが、なかなかイメージした音にならなかったため、途中から、専用のプリアンプを使うようになりました。

最初に使ってみたのは、L.R.BaggsVenue D.I.というものでした。
このプリアンプは、名前の通りDIの機能も兼ね備えており、さらにはブースターやチューナーも内蔵していて、とても便利なものでした。
しかし、多機能な分、設定がむずかしく、自分たちには使いこなせなかったことと、比較的大型で重かったこともあって、入れ替えを考えるようになりました。

次に手に入れたのが、FISHMANPlatinum Stage EQ/DIという機種です。
Venueが単体で1kg以上あったのに対して、このPlatinumは300g程度と1/3以下の重さで、サイズも、コンパクト・エフェクター並みの小ささです。
Venueのようなペダルがない分、演奏中の操作はしにくいのですが、機能的には遜色ありませんし、クラスAのプリアンプを使う等、音質的にもよさそうです。

とりあえず、ヘッドホンを使って、ゲインをはじめとしたパラメーターの設定をしてみました。
まだ、本番では使っていませんが、ライブで使うのが今から楽しみです!

Platinum(左)とVenue(右)

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